まだ梅雨明けしませんが、暑くなってきましたね。

暑いときは涼しい甘味に助けてもらいましょう(笑)

最近はいただいている制作と

展示会へ向けての制作に変わらず励んでいます。

新作も少しずつできあがってきました。

発表できるときが楽しみです☆

また、十年経つと修繕しなければいけないことも出てきますね。

工房の環境をもう一度見直して、

設備をメンテナンスに出したり、

快適な工房空間に整備していこうと考えています。

今月の一枚は荒井由美の「ユーミン・ブランド」です。

僕が東京に出たときに、よく聴いていた一枚です。

当時は杉並区に住みはじめたところで、

まだ東京に全然慣れていなかった。

東京には吉本新喜劇も551の豚まんもなかったし

天一のラーメンも京都と全然味が違うから

なんせ関西が恋しかった(笑)

「くるり」や「つじあやの」をひたすら聴いて

京都を懐かしんでいた時期だと思う。

そんな東京生活の休日に、

朝食を食べながらよく流していたのがこのレコードでした。

あの頃の朝食はいつもフレンチトーストかホットケーキで、

「ルージュの伝言」を聴くのがお気に入りの時間だった。

僕の東京生活の初期を支えてくれた一枚です。

来月の一枚もお楽しみに☆

珍しい修理がありましたので載せておきますね。

某ブランドの靴のサイズが自分の足には大きいため、

修理でなんとか調整できないかというご相談でした。

足入れを見てみたところ、

甲部分が全く止まっていないこと、

踵が大きすぎることが問題でした。

まずは甲部分を止めてやらないといけない。

採寸して甲バンドを制作し、橋渡ししてあげることで

甲部分のフィット感を改善しました。

当工房の靴ではないため同じ革がないので、

近い色の革で甲バンドを制作しました。

踵は靴のトップラインにスポンジをいれてやることで

踵が止まるようにし、フィット感を改善しました。

既製品の靴を調整するわけなので、できることに限りはありますが、

これまでの足入れからは改善できたと思います。

 

もうすぐ7月になりますね。

今年は祇園祭での演奏も無くなってしまったので

静かな夏になりそうです。

毎年6、7月はお祭り前のお稽古や準備で忙しかったので、

このまま夏を迎えるのがなんか変な感じです。

展示会に向けての制作は進んでいますけどね(笑)

まあコロナが落ち着いてくれないと展示会も、

お祭りの演奏もできないし、

これまで気楽に会えていた仲間にも会えない。

困った世の中になってしまったものだ。

いつ収束してくれるのか、まだ先が読めないので

ひっそりと耐えしのぎながら、

可能性を模索していくしかないでしょうね。

さて、今月の一枚はジョン・コルトレーンの「First Meditations」です。

「First Meditations」は「Meditations」の前に

黄金のカルテットのメンバーで録ったスタジオ録音です。

「Meditations」では加えて

ファラオ・サンダースやラシッド・アリ等も参加していますが、

この「First Meditations」では黄金のカルテットのみでの演奏で

まとまっていて聴きやすいと思います。

この頃、すでにカルテット崩壊の予兆があったと言われていますが、

実際この作品で、

各々はどのような心境で演奏していたのだろうかと考えてしまいます。

ジミー・ギャリソンは献身的にメンバーを支えているように感じる。

まあ唯一最後までコルトレーンについていったのだから当然か。

コルトレーンの元を去っていく

マッコイは穏やかに美しい旋律を奏で、

エルビンは熱いドラミングで盛り上げているのだが、

ふたりの音に哀愁のようなものを感じる気がしてならないです。

コルトレーンはどうだったのだろう。

このメンバーでできる残された時間を予感しながら

演奏していたんじゃないかな。

メンバーに寄り添う気持ちとともに、

前へ進んでいくという強い意志を感じるような気がします。

来月の一枚もお楽しみに☆

先日、ポストインで荷物が届いていました。

宛名を見ると職人仲間からだったので、

おー、何を届けてくれたんやろう?と思いながら内容欄に目を移すと

「TEゴム 28ミリ」と記されています。

職人仲間からでTEとなると

もしかしてあれかなぁと大体察しがつくものです。

「TEでゴムで28ミリのあれか?」って(笑)

開けると予想通りのものが出てきました。

これはミシンの「押さえ」と呼ばれるパーツで、

SEIKOの17種と18種ミシンに対応しています。

17種は「TE」で、18種は「TF」で型番が始まるので

内容欄に「TEゴム 28ミリ」と書いてあると

SEIKOミシン関連のパーツだなぁと予想できるわけです。

「押さえ」には足型のような平な片押さえと、

このローラー押さえがあります。

片押さえは主に直線を縫うのに適していて、

ローラー押さえは曲線を縫うのに適しています。

靴は曲線が多いのでこの「ローラー押さえ」を使います。

うちの工房の場合、鞄や財布などを縫うことも多いですが、

僕は元々、靴作りから始まっているので

なんでもローラー押さえで縫っています。

28ミリはローラーの直径を意味します。

ローラー押さえの直径も大きなものから小回りのきくものまで色々あります。

材質は金属で表面に滑り止めのギザ模様が入っているのですが、

革によってはこのギザ模様の跡が残ってしまうため、

ニトフロンテープでカバーして使います。

このゴムローラーはそういった手間をなくすために作られたものです。

もう10年以上前に東京のミシン屋さんで手に入れたのですが

当時はなかなか見つからないパーツでした。

僕が持っていたのは24ミリのゴムローラーだったので、

この28サイズは戦力になってくれそうです。

いまはまた生産してるんですかね、

ミシン屋でいくつか見かけて僕にも送ってくれたそうです。

同封された手紙に「誕生日に、渋いプレゼントです(笑)」って、

ほんまに渋すぎるが、うれしい贈り物をありがとう(笑)

コロナで大変な時期が続きますね。

十周年の展示会を11月にする予定なのですが、

秋に第二波が予想されているので

開催できるか不安の中、準備はすすめています。

新作も作っていますよ☆

この十年で色々な種類の革製品を作るようになったのですが、

原点はやはり靴なんだなぁと感じます。

制作工程が一番多いのが靴なので、

やり方を変えたり戻したりしながら、

微妙な作り方の変化なんですけどね、

どの作業の積み重ねがどういう仕上がりに繋がるのか、

ずっと最良のかたちを探しています。

革製品のビスポークをするようになったので、

もちろん靴以外にも色々な革製品も展示するのでそちらもお楽しみに☆

展示会では今の自分のかたちを出したいと思っています。

11月にやれたらいいなぁ。

さて、今月の一枚は「HOT PARK」、

ケバブジョンソン3枚目のアルバムですね。

ケバブの魅力は楽曲の良さと、やはり杉浦さんの声ですかね。

落ち着いた低音で、渋く深みのある声は心にスッと響いてきます。

ライブ行ったときに、

メンバーのみんながホンマに音楽好きなんやなぁ

っていうのを感じたのを覚えています。

個人的にはものすごくお気に入りのバンドです。

ケバブまた京都でライブやってくれへんかなぁ。

2枚目の「manga」と比べると、ポップで落ち着いた曲調の多い作品です。

珈琲飲みながら聴いてると

ケバブが喫茶店にいる気分へと連れてってくれるのでは?

自宅で過ごす時間が増えている人も多いと思うので

いまの時期にぜひ聴いてみてください。

特におすすめは

「コーヒー」「ひとりで遊ぶ」「長い話」

です。

来月の一枚もお楽しみに☆


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