春が近づくのをじっと待っています。
ゆらゆら帝国のように(笑)
さて、今月の一枚はポール・コゾフの「Back Street Crawler」です。
先日、ギター仲間がコゾフさんみたいな音を出していたので(笑)
ポール・コゾフはフリーのギタリストで、
この作品はフリー解散後、
ソロ・アルバムとして発表されたものです。
そしてこの作品は彼の遺作となりました。
25歳だったそうです。
コゾフさんにとって
フリーはかけがえのないバンドだったのでしょうね。
フリーの再編といえるメンバーでのバラードナンバー、
「MOLTEN GOLD」はどうしてもぐっときます。
「TIME AWAY」のインストでは
繊細で、感情的な音色が染み渡ります。
コゾフさんの音には
どこか物寂しさのようなものを感じます。
コゾフさんのそんな繊細な音がすごく好きですけどね。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>3月に入りましたね。
先日、サロンへ寄ってくれた東京の友人が
前にうちで作った革製品を見せてくれて
「ずっと使っているけどすごい丈夫」
と言ってくれました。
愛用してくれていることがありがたいですし、
全くへこたれていないのもうれしいです。
僕が作る革製品は
修理して長く使えるように設計して
丈夫に作ってあるので
そう簡単にはだめになりません。
ずっと使えると儲かりませんが(笑)
とてもお世話になっている大学の先生が
退官されるということで挨拶に伺いました。
靴や革のこと、建築やプロダクトデザインのことだけでなく
ウイスキーやレコードについても詳しく、
おまけに料理上手な先生なので、
いつも楽しい時間と刺激をいただいています。
もう20年以上前のことになりますが、
母校で建築を、デザインを学んで本当によかったと思う。
ユニークな先生方に、
個性が強く愉快な先輩・同期・後輩の仲間たち。
懐かしいなぁ、穏やかな彦根での学生生活。
そんな彦根に中古レコード店ができたらしく、
今回は寄れなかったが、いつかディグしにいきたいと思う(笑)
さて、今月の一枚はセロニアス・モンクの「BRILLIANT CORNERS」です。
ロリンズの太いテナーの音と
アーニー・ヘンリーの甘いアルトの音色の対比が美しい。
追加録音された「BEMSHA SWING」では
ポール・チェンバースとクラーク・テリーも参加し、
熱いソロを繰り広げています。
個人的には「PANNONICA」もおすすめです。
ロリンズの懐の深いソロから、
モンクのピアノとチェレスタを使った
かわいらしいソロへの流れは印象的です。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>2月に入りましたね。
打ち合わせを終えてようやく一息つけました。
一息ついてもうひと頑張り。
これから梱包作業です。
]]>今月の一枚はELECTRIC FLAGの「THE BAND KEPT PLAYING」です。
エレクトリック・フラッグはブルースやR&Bに
管楽器を取り入れたロックグループで、
ポール・バターフィールド・ブルースバンドを脱退した
マイケル・ブルームフィールドがバディ・マイルスと共に
1967年に結成しました。
マイケルは最初の作品である「A Long Time Comin」の発表後に
脱退してしまうのですが、
再結成して1974年に発表したのがこの作品です。
このレコード、
ジャケットの右上角がカットされているのが分かります。
中古レコードにはコーナーカットやドリルホールなど
ジャケットに印をつけられているものがあります。
廃盤になった際に転売されないよう
ジャケットの端にわざと傷をつけて処分したそうです。
このレコードも新譜で処分されたものが回り回って
未開封でうちの手元にやってきたわけです。
最初にジャケットの封を切ったときは
1974年から閉じ込められていた当時の思いが開放されたような、
何かロマンのようなものを感じたのを思い出します。
楽曲については
バディ・マイルス、ニック・グレイヴナイツ、ロジャー・トロイが
それぞれファンキーに、ソウルフルに歌い上げています。
おすすめは
「SWEET SOUL MUSIC」「SUDDEN CHANGE」
「DOCTOR OH DOCTOR」「INSIDE INFORMATION」かな。
ロジャー・トロイの歌声はいつ聴いてもいいですね。
マイケルもロジャーの歌に合わせて
バランスよくソロをとっているようにも感じます。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>本日、1月18日をもって十四周年を迎えることができました。
14年を振り返ると様々なことがありました。
職人仲間や自営業仲間が辞めていったり、
道具や材料が生産を終えたり、
始めた頃とは環境も大きく変わったなぁと思います。
靴を作り始めて20年が経つので
さすがに時の流れを感じます。
これまでの14年間、沢山の挑戦をさせていただきました。
靴作りに始まり、財布や鞄、
革足袋や舞台道具まで
本当に様々な革製品を制作しました。
制作を依頼してくださり、
完成までの時間を共に過ごしていただいた方々に
感謝しています。
たった一人で制作しているため、
無理しすぎると体がもたないときもあります(笑)
あっという間に過ぎ去っていったように思います。
久しぶりの再会も多かった一年で、
お忙しい中、お訪ねいただいた方々、
お便りをくださった方々に感謝しています。
さて、今月の一枚はファッツ・ドミノの「THIS IS FATS DOMINO」です。
ファッツ・ドミノは1950年代に活躍したブルースピアニストですね。
「太っちょドミノ」の愛称で親しまれるドミノは
軽快なリズムでR&Bやロックンロールを歌い、
後のロックピアニストに大きな影響を与えました。
この作品は3枚目のアルバムで
カヴァーながら代表曲でもある
「BLUEBERRY HILL」が収録されています。
僕もこの曲でドミノさんを知りました。
ドミノさんを聴いていると僕はなにか元気がでます。
人柄が伝わってくるような歌声に
なんかホッとするんですよね。
ドミノさんを聴きながら
心穏やかに年末を迎えるのもいいかと思います。
「WHAT'S THE REASON I'M NOT PLEASIN' YOU」
「BLUE MONDAY」
もおすすめです。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>もう12月ですか、寒くなりましたね。
最近は建築時代の先輩が来てくれたり、
小中学校時代の同級生が来てくれたり、
仲間が訪れてくれるのはうれしいことです。
建築の先輩と話していてふと気付いたことがありました。
ビスポークってセッションみたいなものなんだなぁと。
うちの工房は既製品のものを作っているわけではないので
お客様と打ち合わせを重ねて物作りが行われます。
対話の中でアイディアが産まれ、
共に成熟・完成させていく過程は
たしかにセッションに似ているなぁと思います。
「ブルースやジャズが好きだから
ビスポークをやっているんだよ。」
と先輩に言われて妙に納得してしまいました(笑)
さて、いまもビスポークでセッション中です。
コルトレーンやブルームフィールドみたいに
インプロビゼーションが爆ける制作となるように
ビスポークセッションを楽しみます。
]]>僕が京都に帰るときに送別会で見送ってくれて以来、
ほぼ14年ぶりに会えました。
電話ではよくしゃべってたんですけどね。
職人歴としては僕より数年先輩なのですが同い年で、
底付をやっているもう一人の同い年の職人仲間と三人で
「ゴールデンエイジやな」
とか言って笑ってたなぁ(笑)
20代のときに切磋琢磨していた仲間なので
思い出も笑い話も多いです。
40代になったいまでは
疲れやすくなったとか
歳くった会話に変わりましたが(笑)
さて、今月の一枚は中山うりの「VIVA」です。
中山うりさんの中で唯一LP化されている作品です。
中山うりさんといえば「DoReMiFa」での鮮烈なデビューが印象的です。
当時タワレコの試聴コーナーで聴いて
いっぱつで心奪われたのを思い出します。
そして実は
今回遊びに来てくれた職人仲間のお友達なのです。
高校の吹奏楽部も一緒で、
やはりトランペットがめちゃくちゃ上手かったそうです。
友人が京都に遊びに来るって連絡があった時点で、
今月の一枚は中山うりさんにしようと
心に決めていました(笑)
子供の頃の昭和の匂いのような
中山うりさんの歌にはどこか懐かしさを感じます。
アコーディオンの音色とともに、
昔の思い出に想いを馳せるのもいいかもしれません。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>11月に入りましたね。
街が変わっていくのを感じる今日この頃です。
近所のレコード店が10月末で閉店しました。
昔ながらのレコード屋さんで
青春時代のCDや
中古LPを買っていた思い出深いお店。
商店街のお祭りのときには
お買い得のCDコーナーが特設されて
よく掘り出し物を探したなぁ。
ええ歳になったいまも、散歩ついでに
中古レコードのディグを楽しんでいました。
店主のおっちゃん、よく居眠りしてはるんですよ。
モンクや百恵ちゃんのレコードみつけて
レジに持っていくと
目を覚まして対応してくれたなぁ。
おっちゃん、長い間お疲れ様でした。
子供の頃からいままでありがとう。
おっちゃんから最後にレコード買えて、
挨拶できてよかったよ。
僕もいまをしっかり生きて、
体が動くうちは工房頑張ろう。
さて、設計に紙サンプル…制作へ向けて奮闘中です。
]]>制作の考案中はなかなか頭が休まらないので
珈琲とお菓子タイムがしあわせです(笑)
なんだかんだ脳を癒してやるのに
糖分は必要ですね。
さて、今月の一枚はゆらゆら帝国の「ミーのカー」です。
ゆら帝のメジャー2作品目のアルバムですね。
「太陽のうそつき」と「人間やめときな ’99」は
インディーズ時代と比べてずいぶん格好良く(笑)
聴きやすくなっていて
メジャー仕様であることを感じます。
インディーズ時代の演奏はもっとアクが強くて
あれはあれで好きでしたが。
「午前3時のファズギター」の爆音ファズや
長尺演奏の「ミーのカー」では
坂本さんらしさをしっかり感じることができます。
「ズックにロック」や
「アーモンドのチョコレート」のような
ゆら帝初期を象徴するような曲から
「うそが本当に」や「ボーンズ」のようにPOPで美しい曲まで
バリエーションに富んだ曲が収録されているので
ゆらゆら帝国の中では
比較的聴きやすい作品かと思います。
昔、ひたすらこのアルバムを聴きながら
底付けしていた頃を思い出します。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>十月に入りましたね。
先日、里帰りしていた鞄を磨きました。
栄養を入れ直して、色調整して
送り出しました。
すごく丁寧に使っていただいているのを感じます。
こうして再会できるのも
長く使える革製品の良いところですね。
]]>久しぶりに表札をメンテナンスしました。
5年ほど前に新調した表札ですが
お日さんに当たり続けて、
すっかり日焼けしていました。
汚れを落とし、再び生地仕上げしてあげることで
またこれからも活躍してくれます。
手をかけることで長く使えるものは
愛着が湧いていいですね。
さて、今月の一枚はマイケル・ブルームフィールド の
「LIVE AT BILE GRAHAMS FILLMORE WEST」です。
1969年、フィルモア オーディトリアムでのライブ音源です。
マイケルはニック・グレイヴナイツやマーク・ナフタリンなど
お馴染みの仲間で出演しています。
マイケルがイントロでピックを落としてしまい
演奏をやり直すところから始まる有名なシーンも
きっちり収録されています。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>9月に入りました。
京都は猛暑日年間日数の最多記録を更新するなど
つらい残暑が続いています。
画像は馬と呼ばる道具。
踵の縫い割りの曲線を出すときに使います。
馬といえばもうすぐ秋競馬ですね。
秋の快適な気候が待ち遠しいです。
芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋…。
早く秋を満喫したいですね。
]]>台風直撃が怖いです。
強烈な風で、落ち着かない一日になりそうです。
何事もなく過ぎ去ってくれることを祈ります。
さて、今月の一枚はくるりの「図鑑」です。
くるりのセカンドアルバムですね。
東京へ出てきたときを思い出すこの季節。
東京に馴染めなかったあの頃、
iPodに入れてあったくるりとつじあやのは
当時、僕の心の支えだった。
井の頭線から銀座線を乗り継いで浅草まで、
辛かったことも楽しかったことも
今ではいい思い出となっています。
どの曲も思い入れがありすぎるので
一曲だけあげるとすれば「街」かな。
この頃とにかくよく聴いていたお気に入りの一曲。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>八月に入りました。
とんでもない暑さが続きますね。
最近活躍しておりますネオロックのメジャー。
学生で初めて持ったとき
うれしかったことを思い出します。
さてさて、もうひと踏ん張り。
暑さに負けず頑張りますか。
]]>7月17日はジョン・コルトレーンの命日でもあります。
というわけで、今月の一枚は
「DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE」です。
エリントンとコルトレーンのコラボ作品ですね。
この作品は1962年に制作された3枚のひとつで、
その他の2枚が「COLTRANE」と「BALLADS」というのだから
いかに充実した年だったかがわかりますね。
エリントンと共演の効果でしょうか、
シンプルに吹いているコルトレーンの音がとても美しい。
昔は激しい晩期のトレーンをよく聴いていましたが、
いまは落ち着いた初期や中期のトレーンを聴くことが多いです。
どちらもバラードですが
「IN A SENTIMENTAL MOOD」
「MY LITTLE BROWN BOOK」
は特におすすめ。
余韻の中にも艶があって、
コルトレーンのバラード演奏は
本当に素晴らしいと思います。
また激しいトレーンを聴きたくなったときは
とんでもなく激しい一枚を紹介しますね(笑)
七月に入りましたね。
最近大学時代を思い返すことがあります。
建築学科にいたときのこと。
設計に夢中になって、製図室に泊まり込んでいたあの頃。
いま振り返ると、もっとできたんじゃないか、
もっと学べたんじゃないかと思うことはあります。
まだ時間の使い方も下手くそで、
気持ちばかりが先行する未熟な学生でした。
でも同じ志を持つ仲間や
ユニークな先生方と過ごした学生生活は
すごくいい時間だったなぁと思います。
没頭できる、好きなことがあるのは
恵まれているのかもしれません。
建築から靴・革製品制作へと土俵を移した今も、
設計を学んだ経験は役立っていると思います。
自分が歩んできた道はすべて自分の糧となる。
あのとき体験した空間も
あのとき作った靴も
あのときのウイスキーとレコードも
あのとき観た狂言も
いまの自分を形成する大切な一部だと思います。
いまもやりたいことに夢中になれているこの時間を
思いきり楽しみたいなぁと思う今日この頃です。
]]>とうとう夏がやって来るのか。
最近の夏は暑すぎるから、
さて、今月の一枚はケバブジョンソンの「座ってこぐ」です。
ケバブの記念すべきファーストアルバムですね。
ケバブの作品はどれも大好きです。
なにより杉浦さんの創る曲は素晴らしい。
ポップでありながらトゲがあったり、
時には殺気すら感じる。
メロディーに乗せる言葉のセンスも抜群。
「ガレスビー気分」「君はアフリカ」
「脳がこわばって」「群青じいさん」
は特におすすめ。
今回の特注品はオーダーメイドの靴です。
「ルパンのブーツを作ってほしい」と、
とてもユニークな内容のご依頼をいただきました。
趣味でルパン仕様のジャケットを誂えているというほど
ルパン三世の大ファンだというお客様。
今回はルパン仕様のブーツを誂えるために
当工房へお声掛けいただきました。
ルパン三世は私も子供の頃好きなアニメでしたので
ルパンへの敬意を込めて制作しました。
ビスポークシューズですので
もちろん、お客様の足型に合わせた上での
ルパン三世へのオマージュです。
年代によってルパンのブーツのデザインも異なりますが、
お客様と打ち合わせして、
お互いのイメージに近いこのスタイルにしました。
コバ(底の淵面)と踵は少し明るいめの茶色で仕上げました。
アニメ絵では暗い茶色なのですが、
このくらいの明るさのほうが
ルパンの色気や味わいが出るのではないかと
個人的には思っています。
また、底面は革底にハーフラバーを貼りました。
やはり軽くて滑りにくいのが一番使いやすいですからね。
雪国へ行くこともあるということで
今回は特殊な雪対応の素材を使っています。
今回の撮影はお客様にゆかりのある下鴨神社界隈で。
暑すぎず、ちょうどいい気候ですね。
撮影していても気持ちがいいです。
この辺りでルパン三世のジャケットを見かけたら、
足元を確認してみてください。
もしかしたら、
このブーツを履いたルパンかもしれません(笑)
このたびはユニークなご依頼、ありがとうございました。
]]>サッカーとUKロックが大好きだった友人。
僕らの待望だったアルゼンチンのW杯優勝は
昨年ついに叶ったよ。
あのとき心の中で報告したけど、
命日にはもう一度、
共にアルゼンチンに乾杯しようと思う。
さて、今月の一枚はローリング・ストーンズの「The Rolling Stones」です。
ストーンズのファーストアルバムですね。
ほとんどがカバーで、
オリジナル曲は3曲しか入っていませんが
ストーンズの原点を感じることができます。
彼らのアイドルであるチャック・ベリーや
マディ・ウォーターズの影響で
ロカビリーやブルースの演奏から始まったストーンズ。
ビートルズのファーストと比べると
キャッチーさはないですが、
音楽性にブレがないこの作品は
とても格好いいと思います。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>5月に入りましたね。
底付けで肩凝りMAXです(笑)
GWで疲労回復して、また頑張ります!
]]>こちらは工房で革屑にまみれています。
さて、今月の一枚はFREEの「TONS OF SOBS」です。
フリーのファーストアルバムですね。
昔レコード屋のオーナーさんに
フリーの別の作品を勧めてもらって、
視聴したときはあまりピンとこなかったのですが、
後にこの作品を聴いて好きになりました。
フリーの中でも特にブルース色が強い作品です。
ポール・ロジャースの圧倒的な歌声、
ポール・コゾフの繊細でキレのあるギター、
アンディ・フレイザーの独創的なベースライン、
サイモン・カークの的確で心地よいドラミング。
それぞれの個性が噛み合って創り出された音に圧倒されます。
「OVER THE GREEN HILLS Part 1」の
幽玄なアルペジオから
「WORRY」への入りも痺れますけど
特におすすめは
「GOIN' DOWN SLOW」かな。
コゾフさんがこれでもかっていうくらいに弾き倒してくれます。
ヴォーカルにここまで重ねるギターは
後の作品では聴けなくなるので
ある意味コゾフが自由に演れてる
最初で最後の作品かもしれないですね
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>今回の特注品は肩掛け鞄です。
以前はリュック型の鞄を制作しましたが
また違う用途で使う鞄をご依頼いただきました。
全体を柔らかい袋のイメージで作り、
開閉部を面で構成してメリハリをつけました。
前回とお揃いのイタリア製の革を
厚み調整して使い分けています。
開け口はマグネットボタンで機能的に、
表側だけに手の引っ掛け穴をつけて
より開閉しやすくしました。
開け口のトップラインにはパイピングを施し、
体へのあたりを柔らかくなるようにしています。
中には間仕切りを、背面にはポケットを設けました。
肩掛け部分には真田紐を使っています。
萌黄色がこれからの季節にぴったりですね。
今回の撮影はお客様にゆかりのある今宮神社にて。
ちょうど桜が満開できれいでした。
あぶり餅でも食べながら
またお会いできるときを楽しみにしています。
そのときこの鞄が
いい味わいを出してくれていたら幸いです。
]]>お隣さんのお子さんが大学に受かりました。
最高におめでたいよ。
木型削ってるときに
何してるんって聞いてきてたあの子が
立派に志望校に受かったそうだ。
陰ながら応援してたのでお隣のおじさんもうれしいよ。
さて、今月の一枚はスピッツの「Crispy!」です。
スピッツは中学生のときによく聴いてたなぁ。
草野さんのきれいな歌声がラジオから流れてきて、
心をつかまれたのを思い出します。
ラジオを聴きながら趣味で絵を描いたりしてたあの頃。
中学生だった僕は
靴や鞄を作っているいまの生き方を
想像してなかったと思います。
あの頃の自分よ、
おっさんになったけど、
革屑にまみれてなんとか作ってるよ。
おすすめ曲はやはり
「君が思い出になる前に」かな。
「多摩川」や「君だけを」も大好きです。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>3月に入りましたね。
このまま暖かくなってほしいです。
木型を削っていると室内はまだまだ足元が冷えます…(笑)
春までもうすこし、頑張ります!
]]>また雪が降りましたね。
すこし暖かくなったと思ったのに…
春の訪れを待っています。
さて、今月の一枚はソニー・ロリンズの
「SAXOPHONE COLOSSUS」です。
超名盤ですね。
久々に「ST. THOMAS」を聴きたかったので。
ジャズの名盤と呼ばれるものは
何度も聴き返したくなったり、
実際にいい作品が多いと思います。
この作品は録音も素晴らしくて
ロリンズのバラード演奏がしびれます。
「YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS」は特におすすめ。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>先週はすごい雪でしたね。
そんな雪の中、制作していた緑色の箱財布のお話。
私が使っている箱財布(画像左側)は9年間使っています。
同じ色の革ですが作り立ての隣に並べてみると
緑色が枯れて、
年季が入った深みが出ています。
手入れすることで長く味わいを深めて使えるのは
革製品の大きな魅力ですね。
]]>…いまから憂鬱です(笑)
暖かい春を待っています。
さて、今月の一枚はEARL HOOKERの「Sweet Black Angel」です。
アール・フッカーの傑作ですね。
アール・フッカーは歌よりも
ギター演奏が有名なブルースマンです。
ちなみにこの作品も
「Sweet Home Chicago」以外は全てインストです。
この人は感情を豊かに表現する名手で、
ギターがご機嫌に歌っているのがよくわかります。
どの演奏も秀逸で、
もはや全曲おすすめです(笑)
個人的には特にお気に入りの作品。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>本日、1月18日をもって
十三周年を迎えることができました。
体調崩したり色々ありましたが
支えてくださる方々のおかげで
今があると思っています。
材料やパーツがなくなったり、
制作をする環境も
以前とは変わってきているのを感じます。
変化していく環境の中で、
制作と健康のバランスを整えながら
14年目へ進んでいこうと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
]]>年末年始の行事は好きですが、
寒いのは辛いです(笑)
さて、今月の一枚はマイルス・デイヴィスの
「MILES DAVIS AND THE MODERN JAZZ GIANTS」です。
12月24日に録音されたこのセッション、
クリスマスが近いのでこの一枚にしました。
マイルスとモンクの喧嘩セッションとして有名な
「THE MAN I LOVE (take 2) 」が収録されています。
マイルスのソロの際に
ピアノを弾くのを止めるよう指示されたことに
腹を立てたモンクが
自分のソロを突然止めてしまったという話です。
意図的に止めたのか、
ソロの際にぼーっとして手を止めてしまったのか、
実際のところはどうだったんでしょうかね?
もちろん演奏も素晴らしいので必聴です。
ミルト・ジャクソンが特にいい。
硬質でありながら
輝くように弾むビブラフォンの音が響きわたります。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>今回の特注品はオーダーメイドの靴です。
黒のストレートチップですね。
きちんとした場で履ける靴を作っておきたいということで
ご依頼いただきました。
ストレートチップは冠婚葬祭など
フォーマルな席で活躍してくれますので
一足持っていると心強いですよね。
当工房のストレートチップは
踵をシームレス(縫い割り無し)とした、
3枚のパーツから構成しています。
一見シンプルに感じるかもしれませんが
足によってバランスが異なるので
それぞれの個性が潜んでいるものです。
今回の撮影は梅小路公園です。
昔、合同展示会のときにも
梅小路公園に撮影に来たことを思い出します。
秋の京都は繁忙期なので
撮影するにも気を使いますが、
いい写真が撮れたと思います。
このストレートチップが
様々な晴れの場の足元を支ることができれば幸いです。
]]>やはり京都は秋がいいですよ。
過ごしやすいし、紅葉は美しいし
食べ物はおいしいし(笑)
さて、今月の一枚は銀杏BOYZの「生きたい」です。
前作の「光のなかに立っていてね」で
村井くん、あびちゃん、チンくんの三人が脱退して
峯田ひとりになってから初めての作品となるシングル盤です。
個人的には峯田の最高傑作だと思っています。
ここまでまっすぐで、さらけ出すのも
峯田ならではでしょう。
約15分間の大曲が45回転で
12インチレコードの片面ギリギリに収まっています。
この曲に関しては何を語っても安っぽくなってしまうので
とにかく聴いてみてもらえたらと思います。
これを聴いたあとに、別のレコードを聴く気にはなれない、
そんな終いの一枚かな。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>今回の特注品はオーダーメイドの靴です。
二足目のご依頼ありがとうございます。
イタリアンカーフを使った茶系のストレートチップ。
穴飾りが入ると印象が変わりますね。
シームレス(縫い割り無し)の踵には
イニシャルのメダリオン(穴飾り)を入れています。
今回の撮影は鴨川です。
自転車で橋を渡りながら、
鴨川とその背景に見える山並みをみるのが好きです。
やはり京都人なんだなぁと思います。
京都はもちろん様々な土地を
この靴で歩いていだだけたら幸いです。
]]>着るものに迷いますが、秋になりましたね。
ホットコーヒーが心地いい季節です。
喫茶店でゆっくりしたいなぁと思いながらも、
仕事に励んでおります。
さて、今月の一枚は山口百恵で
「伝説から神話へ BUDOKAN…AT LAST」です。
実は百恵ちゃん好きなんです…何度も言っていますが(笑)
この作品は1980年10月5日に日本武道館で行われた
ラストライブのレコードです。
ですので10月5日に聴くべき作品ですね。
クールに始まるMCから
感極まって涙のMCまで、
約2時間半の力のこもったライブを楽しめます。
レコードなのでマイクを置くシーンは観れないですけどね(笑)
何度聴いても感動する
最高のライブアルバムだと思います。
阿木&宇崎コンビを中心に
誰もが聴いたことのある名曲が駆け抜けます。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>もう10月ですね。
今年もあっという間に終わりそうなので
しっかり過ごしていきます。
さて、最近コバを仕上げるのに
普段より厚めのコテを使ったので
今回はコバゴテのお話です。
写真がコバゴテ(靴の革底のエッジを仕上げるコテ)です。
同じように見えてそれぞれ幅が違います。
靴底の厚みに合わせたコテを選ぶので
たくさんの種類を持っておくと対応しやすいです。
写真は角コバ用のコテですが、
その他に半丸コバ、丸コバ、矢筈コバと、
用途によって形の違うコテも使っています。
僕は東京時代に先輩の職人さんから買ったものをメインに、
道具屋で買い集めたり、
ベテラン職人さんから譲り受けたものです。
師匠に加工の仕方を教わって
初めて作ったコテは特に思い入れがあります。
]]>最近作業しながら、よく昔のことを思い出します。
まだ靴作りを始めたばかりの頃。
浅草で材料屋さんを巡って、
よく行っていたパン屋さんがありました。
パン屋のお父さんとお母さんはいつもやさしくて、
本当にお世話になっていました。
まだまともな靴が作れなかったけど、
がむしゃらに走り回っていた青春時代です。
そんな時代を支えてくれたひとりが
僕にとってはパン屋さんで、
心の中で浅草の母と呼んでいます。
千住には父もいますが(笑)
あれからもうすぐ20年か…。
すこしはましな靴が作れるようになったなぁと思いながら、
多くの人に支えてもらって生きていることを実感します。
さて、今月の一枚は
マイク・ブルームフィールド の「SUPER SESSION」です。
「好きなギタリストは?」と聞かれたら、
僕はこの人の名前を答えると思います。
マイクはアメリカ音楽を追求したブルースマンです。
バターフィールド・ブルースバンド、エレクトリック・フラッグ、
ソロ活動など、どの時代も異なる魅力がありますが、
まずはこの「SUPER SESSION」を勧めたいと思います。
アル・クーパーとのセッションは歴史に残る名作ですが、
マイクの不眠症による離脱により、
アルとのセッションは片面にしか収録されていません(笑)
片面だけでも充分、満足させられる内容です。
「STOP」
「HIS HOLY MODAL MAJESTY」
「REALLY」
は特におすすめ。
マイクのソロはこの頃が最も冴えていたんじゃないかなぁと
個人的には思っています。
マイクのインプロビゼーションがはじける瞬間を
ぜひ聴いてほしいです。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>夏が終わりましたね。
暑い中、熱い作業ばかりの最近でした。
まだしばらく、熱い作業が続きそうなので
涼しい秋を心待ちにしています。
]]>8月ですね。
この時期になると
東京に引っ越したときのことを思い出します。
あの年の夏も暑かった記憶があります。
思い出ってそのとき聴いていた音楽とともに
大切に残っているものですね。
ミシンをかけながら、
ふと東京に出たときのことを思い返しました。
というわけで、今月の一枚はくるりの「さよならストレンジャー」です。
くるりのファーストアルバムですね。
東京に引っ越した当初、
なかなか東京に馴染めなくて
しょっちゅう聴いていました。
靴の職業訓練校に入ってから
しっかり馴染んで、
最終的に東京は第二の故郷になるんですけどね(笑)
「ランチ」から「虹」への流れは最高だし、
「さよならストレンジャー」や「りんご飴」など名曲揃い。
そして「東京」はやはり思い入れの深い曲です。
鴨川と深草駅のジャケットも印象的ですよね。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>このところ暑いばっかり言っていますが…
今日も暑いですね。。
暑いと作業もしんどいので、
ひと雨降って涼しくなってほしいです。
画像は仮履き。
すくい縫いをかけて一安心。
]]>祇園祭ですね。
コロナ禍でしばらく規模を縮小して行われてきた祇園祭も
今年はすこしずつ動き出してきているようです。
毎年この時期のお楽しみは
「祇園まもり」と「ちご餅」。
作業の疲れを癒してくれます(笑)
さて、今月の一枚はトミー・フラナガンの「THE CATS」です。
コルトレーンやケニー・バレルも参加している豪華な作品。
もうすぐコルトレーンの命日だなぁと思って
この作品を選びました。
フラナガン作曲の「ECLYPSO」は
すごく好きな曲なので
コルトレーンとの共演はうれしいですね。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>暑いですね。。
強烈な暑さでバテ気味ですが
なんとか元気に頑張っております。
1ミリとの格闘が続く木型の制作は
精神力が問われるけっこうしんどい作業です(笑)
もちろん靴制作における一番の醍醐味でもあります。
]]>梅雨入りしましたね。
コツコツと飾り穴をあけています。
飾りと言うと華やかに聞こえますが、
穴をあけるのはけっこう地味な作業です(笑)
物づくりは地味な作業の連続で成り立っているので
ひとつひとつしっかり仕事しています。
さて、今月の一枚はケバブジョンソンの「fiddles」です。
ケバブの4枚目のアルバムですね。
アルバムごとに異なるテイストを楽しめるケバブですが、
この作品も中毒性があります。
ケバブ特有の気怠さに詩的な世界観の広がりを感じ、
個人的には全体の完成度が最も高い作品だと思います。
杉浦さんの落ち着いた歌声と
洗練された厚みのあるサウンドは
至福の時間を与えてくれます。
「窓」「橋」「サメ女」
は特におすすめ。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>暑い!
蒸してないのが救いですが日差しが暑いですね〜。
さて、以前の木型とカルテを引っ張り出してきて、
次の制作に反映させていきます。
暑さに負けず、頑張りましょう!
]]>暖かいのやら寒いのやらよくわからない初夏ですね。
この時期はもっと暑かった印象があります。
ちょうど3年前に行ったマツダスタジアムは熱かったなぁ(笑)
デザイン画を描いたり図面を引いたり、
工房にていまやるべきことを頑張りますね。
さて、今月の一枚はThe Beatlesの「MAGICAL MYSTERY TOUR」です。
ビートルズが出掛けた映画のサウンドトラックとしてリリースされた作品です。
映画のサウンドトラックの6曲分はSide Aに収録されています。
個人的には「The Fool On The Hill」がお気に入り。
「Hello, Goodbye」
「Strawberry Fields Foever」
「Penny Lane」
Side Bも名曲揃いの名盤ですね。
ビートルズの作品の中でもよく聴く一枚です。
来月の一枚もお楽しみに☆
今回の修理は椅子座面の革張りです。
生地の座面だったものを革張りにしました。
革張りはとにかく丈夫なのでおすすめですよ。
使うごとに味わいも出てくるので
愛着が湧きますね。
]]>
夏日が続いたり涼しくなったり、
最近の気温の変化にまどわされていますが、
寒すぎず暑すぎずの温度は個人的には大歓迎です。
作業もしやすいし、とにかく過ごしやすい(笑)
さて、今月の一枚はQUEENの「MADE IN HEAVEN」です。
フレディが亡くなってから約4年後に発売された作品ですね。
美しい曲が数多く収録されている名盤だと思います。
聴いていると
美しさに儚さ、さみしさが入り混じり、
胸がしめつけられるように感じます。
ジャケットのデザインもいいですよね。
無性に聴きたくなるときがある一枚。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>今年も綺麗に咲きましたね。
散る前になんとか見れてよかったです。
やはり桜はいいですね。
もう長らく花見もできていないので
来年は花見酒ができるといいですね。
長年使っていた棚にガタがきていたので
新調して材料を整理中です。
]]>まだ夜は冷えますが、
もうすぐ桜を楽しめるかもしれないですね。
さて、今月の一枚はスタン・ゲッツの「CAFE MONTMARTRE」です。
1987年と1991年にコペンハーゲンの
カフェモンマルトルで行われたライブです。
ケニー・バロンとのデュオは
ピアノとサックスのシンプルな構成を楽しめます。
目を閉じてじっくり耳を傾けていると
音が染み渡ってくるようです。
スタン・ゲッツの音は美しく、彩がありますね。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>今回の特注品はパスケースとiPod nanoケースです。
どちらも以前にご依頼いただいたもので、
このタイミングで新調でしたいということでした。
パスケースは7年くらい前だったと思います。
当時ご依頼いただいて作ったパスケースと全く同じ仕様で
今回は革の組み合わせを変えました。
焼印も紋のみだった以前から、
ロゴ入りのものへ。
逆側にはネームを刻印しています。
iPod nanoケースをご依頼いただいたのは12年前。
工房を立ち上げてすぐの頃でした。
今は当時使っていたiPodとは違うため、
ケースのサイズは変更していますが、
前に使っていた革と仕様を気に入っているということで
12年前と同じ黒のコードバンを使い、
ほぼ当時の仕様で制作しました。
昔作ったものを大切に使っていただいて
また新調のご依頼をいただけることはとてもうれしいことです。
より良い仕事を残せるよう、心掛けて制作しています。
]]>先日、靴の職業訓練校時代の仲間と電話で話していたのですが、
同期の職人仲間の存在ってやはりありがたいものですね。
あれから時は経ちましたが、
変わらず制作を続けている仲間がいることは
励みになります。
仕事の話もしますが、
お互いレコード仲間でもあるので
まあ大半は音楽の話ですけどね(笑)
さて、そんな職人仲間と話していたところから
今月の一枚はゆらゆら帝国の「3x3x3」にしました。
お互いゆら帝の大ファンなので(笑)
この作品はゆらゆら帝国の1stアルバムにして
サイケにおける最高傑作と言ってもいいでしょう。
ゆら帝国はどの作品も素晴らしいのですが、
1stアルバムでこの完成度の高さというのが驚愕なのです。
インディーズ時代に比べると
ずいぶんと聴きやすくなっていますが、
坂本さんの世界観をしっかり味わえます。
ゆら帝ファンの友人が
「インディーズ時代に比べると3x3x3はかなりPOP。」
と言っていたのが印象的です(笑)
最高のバランスでゆらゆら帝国の個性を生かした名盤
ではないかと思います。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>淵にいれる捻だったり、焼印だったり、
うまく収まると気持ちよく作業が進められます。
寒い日が続きますね。
今年は久しぶりにしもやけになりました。
あともうひと月しんぼうすれば
少しは過ごしやすい気候になってくれるかな。
]]>今年の冬は強烈に寒いですね。
美しい雪景色はもう十分堪能したので
雪は穏やかな程度でお願いします(笑)
さて、今月の一枚ですが
一月は毎年このバンドでしたね。
繰り返される諸行無常、
This is 向井秀徳!
ZAZENBOYSの「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」です。
ザゼンのフルアルバムはもう全部紹介し終えたので
今回はミニアルバムです。
向井さん、ぼちぼちザゼンの新アルバムお願いします!
タイトルにもなっている
「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」は
特におすすめ。
七拍子を基調とした独特なリズムに
カシオマンのギターリフが癖になります。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>本日、1月18日をもって
十二周年を迎えることができました。
楽しいことも、しんどいことも、
いろんなことがある12年間でしたが、
支えてくださる方々のおかげで
なんとか続けさせてもらいました。
時には体調を崩してしまったり、
12年前のようにはいかないこともありますが、
いまの自分とうまく付き合いながら
活動を続けていきたいと思います。
12年か、お隣さんの子供が大きくなるわけだ(笑)
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
]]>2022年、始まりましたね。
少し遅くなってしまいましたが、
毎年恒例、「今年の一枚」です。
年明け早々、どんな一枚に出会えるか、
おみくじ感覚で京都のレコード屋を巡る…ところなのですが、
このご時世なので今年もオンラインショップで探すことにしました。
さて、今年の一枚は「The Butterfield Blues Band」の
「EAST-WEST」です。
ポール・バターフィールドが立ち上げたブルースバンドの
セカンドアルバムです。
バターフィールドのハーモニカもいいのですが、
お目当てはリードギターのマイク・ブルームフィールドです。
ナット・アダレイ作曲の「Work Song」での演奏は特のおすすめ。
エルヴィン・ビショップとマイクのソロは必聴です。
あと、タイトルにもなっている「EAST-WEST」は
間違いなくこの作品でのハイライトですね。
ここでもマイクの存在感が際立っています。
よかったら聴いてみてください☆
はやくコロナが収まって、
お店で気兼ねなくレコードをディグしたいです。
今年も健康に気をつけて過ごしていきましょうね。
2022年もよろしくお願いします。
]]>もうすぐ年末ですね。
年越しへ向けて靴のメンテナンスの時期でもありますね。
爪先の補修だったり踵の修理だったり、
もちろん磨きであったり。
年納めにしっかり靴のメンテナンスをして
次の年を迎えると気持ちいいですからね。
これでまた安心して履いてもらえると思います。
さて、今月の一枚はB.B.KINGの「NOW APPEARING at Ole Miss」です。
偉大なるブルースマン、B.B.KINGのライブアルバム。
ミシシッピーでの洪水災害の基金コンサートを
ミシシッピー州立大学で行ったときの音源です。
ライブアルバムですが録音状態も良く、
B.B.の熱演を感じることのできる作品だと思います。
「ROCK ME BABY」や「THE THRILL IS GONE」など
代表曲も演奏しています。
個人的には「DARLIN' YOU KNOW I LOVE YOU」が
特にお気に入り。
B.B.のギターが染み渡ります。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>早いものでもう12月ですね。
いつもこの時期に野球の話題を入れているので今年も(笑)
カープは鈴木誠也がメジャーに挑戦するので
しっかり応援したいと思います。
誠也、これまでカープを引っ張ってくれてありがとう!
そして今年はサンガについても。
来年は久しぶりのJ1です。
もういまは閉店してしまったスポーツバーですが、
マスターと「サンガの監督に?貴裁氏を!」と話していたのが約10年前。
今年は念願叶って?貴裁氏が監督に就任し、
1年でのJ1昇格。
長かった。マスター元気にしてはるかなぁ。
マスターとサンガの未来について語り合っていた頃を
ふと懐かしく思い出しました。
さて、今年もやります、毎年恒例のクリスマスフェア。
フェア期間限定で、名刺ケース【Gama】にネームを入れることができます。
ネームは大文字のアルファベットで10文字程度。
コードバンを使った名刺ケース。
クリスマスの贈り物に、
また自分へのご褒美にいかがですか?
<フェア期間>12月1日から25日まで
<内容>名刺ケース【Gama】へのネーム刻印サービス
今年もあとひと月。
寒さに慣れながら頑張っていきましょう。
]]>今回の特注品はオーダーメイドの靴です。
足が大きくて既製品では合う靴が無いということで
ご依頼いただきました。
サイズに対してしっかりと筋肉の付いた足で、
確かに既製品では合わせることが難しい足でした。
足の特徴に合わせて、木型を制作していきました。
黒のイタリアンカーフを使ったストレートチップ。
踵はシームレス(縫い割り無し)で仕上げています。
シンプルなデザインほど
木型へのラインのバランスに気を使うものです。
今回の撮影は妙心寺にて。
紅葉にはまだ少し早かったですが
撮影するにも、散歩するにもいい季節ですね。
滑り止めで革底に半張り、トップリフトにビブラムを使っているので
大地をしっかり踏みしめて歩いていただけると思います。
]]>寒い季節になりましたね。
12年前、東京から帰ってきたときが11月だったけど、
あのときも急に寒くなってきてこたえたのを思い出します。
途中を旅しながら帰ってきたので日に日に寒くなって、
もっと暖かい上着を着とけばよかったと後悔しました(笑)
さて、今月の一枚は石原裕次郎の「夜霧よ今夜も有難う」です。
裕次郎さんの映画の主題歌にもなった代表的な名曲ですね。
ピアノを弾きながらこの曲を歌うシーンがあるのですが、
裕次郎さんの声が渋くてまたいいんですよね。
映画の内容は好みじゃなかったですが(笑)
数作品しか観ていませんが、
裕次郎さんの主演映画けっこう好きなんですよ。
その時代の街の風景や生活、文化を感じられるのも好きで。
そんな裕次郎さんの「夜霧よ今夜も有難う」。
イントロの霞んだサックスの音が
寒くなってきた秋の夕暮れに合うと思います。
来月の一枚もお楽しみに☆
]]>紅葉フェアの季節がやってきましたね。
期間限定で、紅葉バージョンの靴べらキーホルダー【Nasu】を制作します。
ブラック、ダークブラウン、ライトブラウン、レッドの中から2色を選んで、
ヘタ部分と本体を組み合わせることができます。
(*フェア期間は11月1日から30日まで)
木々が色づきつつあるこの季節に
靴べらキーホルダー【Nasu】を秋の装いにしてみてはいかがでしょうか?
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