今年は暖冬ですが、

冬場は作業しているとやはり足元が冷えるのでつらいですね。

最近は出し縫い(靴の底を手縫いする作業)

をしていました。

久しぶりに特に細かい縫いにしたのでもちろん時間もかかる。

出し縫いは心穏やかに、無心で、

素早く縫うように心がけています。

個人的にはいい出しがかかったと思います。

やはり足元は冷えましたがね(笑)

さて、今月の一枚です。

一月といえば毎年恒例のあのアーティストだと、

毎月の一枚をいつも読んでくれている人にはわかっているでしょう。

今月の一枚は

そう、This is 向井秀徳、

ZAZENBOYSの「ZAZENBOYS 掘廚任后

このところ毎年一月はザゼンでしたからね、

今年の一月もザゼンにしました。

この作品でのお気に入りは

やはり「SUGAR MAN」です。

大好きなコルトレーンが出てくる曲ですから。

ライブのときに向井さんに合わせて

「ジョン・コルトレぃーン」と叫んでいるのは

僕だけではないだろう。

もちろん「This is NORANEKO」に「RIFF MAN」も名曲。

来月の一枚もお楽しみに☆

本日、1月18日をもって

無事十周年を迎えることができました。

2010年のちょうどこの日に

開業届けを出しに行ったことを思い出します。

いま思えばよく10年続けられたなぁと思います。

オーダーメイドの靴工房としてShoe Scapeを立ち上げましたが、

関西の土地柄なのか、

「靴はもちろん革のものならなんでもできないか」と

靴以外のいろいろな革製品も依頼されるようになりました。

依頼に応えているうちに革製品を作る上で

多くの引き出しが増えたと思います。

滅多に経験できないような

特殊な革製品を作る機会もいただきました。

依頼をしたいと思ってくれた方々のおかげで

10年続けられたと思っています。

複雑な制作をこなすごとに

また複雑な依頼が来るので

けっこうしんどいところもありますけどね(笑)

楽しんで乗り越えていこうと思います。

それから、ずっと見守り応援してくれている

師匠や先輩方、仲間や家族のおかげでもあります。

感謝の意味も込めて、

そんな十周年という節目に、
展示会をやろうと思っています!
今年のいつになるかは、
会場の予定とともにこれから相談して決めていきますので、
また決定次第報告していきますね。
みなさま十年間ありがとうございました。
これからも頑張っていきますので
どうぞよろしくお願いいたします。

今年もあとわずかですね。

少し前にやった修理を紹介しておきますね。

Monthly Shoe Scapeは今年の2月で終わりましたけど

修理はいつでも受けていますので

靴でも鞄でも、なんでも気軽にご相談ください。

さて、ダナーの底交換と甲革の傷補修です。

写真は甲革の傷補修前と補修後。

土台と甲革が劣化しすぎていなければ

修理してまだまだ履けるので、

思い入れのある靴は修理して使ってあげてくださいね。

今月の一枚はエリック・ドルフィーの「VINTAGE DOLPHY」です。

梅田のユニオンで見かけたときに

あまり馴染みのないジャケットやなぁと思ったら

1962年から63年にかけての活動を記録したドルフィーの未発表演奏集でした。

SIDE-1の3曲はドルフィー・カルテットの音源で、

SIDE-2はオーケストラUSAでのドルフィーの音源です。

オーケストラUSAはジョン・ルイスがガンサー・シュラーと共に組織し、

ジャズとクラシックの融合を目指した演奏団体で、

1962年から1965年まで活動していたそうです。

オーケストラの中でもドルフィーらしさは感じられましたが、

個人的にはSIDE-1のカルテットでジャズやってるドルフィーが好きかな。

「ODE TO CHARLIE PARKER」

でのフルートは小鳥のさえずりのように美しいし、

「IRON MAN」

でのアルトは自由奔放できれまくっている。

来月はもう2020年、一月ですね。

一月といえば毎年、

今月の一枚に選んでいるアーティストが予想できますが

さて来年はどうでしょうか?(笑)

というわけで来月の一枚もお楽しみに☆

少し機械の話をしようと思います。

ずっと使っていたミシンと漉き機を、

専門の職人さんに整備してもらうことにしました。

靴学校でメンテナンスはいちおう教わっていたため、

自分でメンテナンスしてきましたが、

ここらで専門家にきっちり調整してもらうべきだなぁと思っていました。

ベテラン職人さんから引き継いだ昔からの機械もあるので、

さらに僕が約10年間使って、どんな状態になっているか心配でした。

専門の職人さんに見てもらえるとやはり安心ですね。

幸いどの機械も状態は悪くなく、

微調整してもらうだけで大丈夫でした。

この機会に漉き機は気になっていたことをいろいろ教えてもらえたし、

ミシンも交換したかったパーツに替えてもらえたので、

まだまだこれからも相棒として頑張ってもらえそうです。

この機会にうちの機械たちを紹介しておこうかと思います。

漉き機はニッピー革漉機で、コバ漉き用に使っています。

集塵機が付いているのでゴミも溜まりにくくて便利です。

薄緑色の腕ミシンがSEIKOの17種(TE-5)で

主に鞄などを縫うときに使います。

灰色の腕ミシンがSEIKOの18種(TF-5)で

主に靴の製甲をするのに使います。

うちは18種は2台ありますけどね、縫うものによって使い分けています。

黒色の平ミシンがSINGERの職業用ミシン(Model 99K)で

主に生地を縫うときに使います。

薄い生地からデニム、薄物の革まで縫える優れものです。

グラインダーは根本製作所の特注品。

これは靴底を削ったり、磨いたりするのに使います。

昔、師匠が特注した型のフレームを根本さんが予備で残していたので、

僕も同じ物を作ってもらえたという思い入れある機械。

というわけで今回はミシンと漉き機をメンテナンスしてもらって大満足。

これからも相棒の機械とともにしっかり作業していきます!

寒くなってきましたね。

京都はちょうど紅葉シーズンです。

ふと「Autumn Leaves」が聴きたくなったので、

今月の一枚はキャノンボール・アダレイの「SOMETHIN' ELSE」です。

これも名盤中の名盤ですね。

契約上の問題で、マイルスに代わって

キャノンボールがリーダーとなって発表された作品です。

「Autumn Leaves」を聴くならこれを聴けと言われるくらい有名な作品ですが、

個人的には「LOVE FOR SALE」や

「DANCING IN THE DARK」も素晴らしいと思います。

マイルスの情感ある音も好きですけど、

キャノンボールのハッピーで包容力のある音もやっぱしいいですね。

最後に収録されている「DANCING IN THE DARK」は
キャノンボールのソロを堪能できます。
来月の一枚もお楽しみに☆


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