時の経過とともに環境も変わっていくものですね。

京都で工房を立ち上げてから十年のあいだに、

通っていたバーや喫茶店、飲食店が閉店しました。

職人仲間が別の道を歩むことになったり、

春はさみしさの記憶を思い返してしまう季節でもあります。

そしてまたひとつ、大切なお店がなくなってしまいます。

来月の4月に、桔梗商店が11年の歴史に幕を下ろします。

桔梗商店は2012年から2019年までの約7年間、

革製品の相談所、Monthly Shoe Scapeを催させていただいた

鞄屋さんです。

オーナーの高谷さんは音楽の趣味も合ったし、

競馬したりフットサルしたり、ラーメン巡ったり、

仕事以外でも仲良くしていただきました。

友人としての付き合いはもちろんこれからも続く、

でも自営業仲間として

共に歩むことがなくなるのはやはりさみしいものです。

Monthly Shoe Scapeのお昼休憩に青空の下、

ビルの谷間(桔梗商店の裏スペース)で

日清焼きそばUFOを食べていたのもいい思い出だ。

今月の一枚は銀杏BOYZの「光のなかに立っていてね」です。

このレコードは当工房の五周年のときに高谷さんからお祝いでいただいたもの。

僕と高谷さんが仲良くなったのもお互い峯田和伸が好きだったから。

(ハイスタ好きだったのも大きい)

おすすめは「新訳 銀河鉄道の夜」。

峯田が書いた中で一番好きな曲かもしれない。

時の経過とともにひとり、またひとりと仲間が別の道を歩んでいく。

いつまで続けられるかなんて僕もわからないが、

求めてくれる人がいる限り、作り続けていこうと思います。

高谷さん、11年間お疲れさまでした。

そして共に歩んだ軌跡をありがとう。

制作中のもの、修理、これから作るものの考案、

そうしているうちにあっという間に2月が終わってしまいそうです…。

今年は十周年の展示会もあるのでハードになりそうですが

頑張っていこうと思います。

さて、今月の一枚はジョン・コルトレーンの

「The Other Village Vanguard Tapes」です。

コルトレーンとドルフィーが共演していた期間の一枚。

コルトレーンの演奏もすごいんですけど、

ドルフィーの演奏には

もう一段ギアが上がったかのような凄みを感じてしまいます。

SIDE Bの「UNTITLED ORIGINAL」という曲の

イントロがすごく印象的で個人的にはおすすめです。

メッセージ性を強く感じるイントロなのですが、

その後のコルトレーンが「A Love Supreme」などの思想へ走る

予兆のようなものにも感じます。

この曲は後の作品で「Brazillia」と名付けられて正式に発表されています。

その作品はまた別の機会に紹介しますね。

コルトレーンがリーダーとして活動したのは約10年間。

僕も工房を立ち上げて10年なので、

今年は特にコルトレーンをよく聴く一年になりそうです(笑)

来月の一枚もお楽しみに☆

今年は暖冬ですが、

冬場は作業しているとやはり足元が冷えるのでつらいですね。

最近は出し縫い(靴の底を手縫いする作業)

をしていました。

久しぶりに特に細かい縫いにしたのでもちろん時間もかかる。

出し縫いは心穏やかに、無心で、

素早く縫うように心がけています。

個人的にはいい出しがかかったと思います。

やはり足元は冷えましたがね(笑)

さて、今月の一枚です。

一月といえば毎年恒例のあのアーティストだと、

毎月の一枚をいつも読んでくれている人にはわかっているでしょう。

今月の一枚は

そう、This is 向井秀徳、

ZAZENBOYSの「ZAZENBOYS 掘廚任后

このところ毎年一月はザゼンでしたからね、

今年の一月もザゼンにしました。

この作品でのお気に入りは

やはり「SUGAR MAN」です。

大好きなコルトレーンが出てくる曲ですから。

ライブのときに向井さんに合わせて

「ジョン・コルトレぃーン」と叫んでいるのは

僕だけではないだろう。

もちろん「This is NORANEKO」に「RIFF MAN」も名曲。

来月の一枚もお楽しみに☆

本日、1月18日をもって

無事十周年を迎えることができました。

2010年のちょうどこの日に

開業届けを出しに行ったことを思い出します。

いま思えばよく10年続けられたなぁと思います。

オーダーメイドの靴工房としてShoe Scapeを立ち上げましたが、

関西の土地柄なのか、

「靴はもちろん革のものならなんでもできないか」と

靴以外のいろいろな革製品も依頼されるようになりました。

依頼に応えているうちに革製品を作る上で

多くの引き出しが増えたと思います。

滅多に経験できないような

特殊な革製品を作る機会もいただきました。

依頼をしたいと思ってくれた方々のおかげで

10年続けられたと思っています。

複雑な制作をこなすごとに

また複雑な依頼が来るので

けっこうしんどいところもありますけどね(笑)

楽しんで乗り越えていこうと思います。

それから、ずっと見守り応援してくれている

師匠や先輩方、仲間や家族のおかげでもあります。

感謝の意味も込めて、

そんな十周年という節目に、
展示会をやろうと思っています!
今年のいつになるかは、
会場の予定とともにこれから相談して決めていきますので、
また決定次第報告していきますね。
みなさま十年間ありがとうございました。
これからも頑張っていきますので
どうぞよろしくお願いいたします。

今年もあとわずかですね。

少し前にやった修理を紹介しておきますね。

Monthly Shoe Scapeは今年の2月で終わりましたけど

修理はいつでも受けていますので

靴でも鞄でも、なんでも気軽にご相談ください。

さて、ダナーの底交換と甲革の傷補修です。

写真は甲革の傷補修前と補修後。

土台と甲革が劣化しすぎていなければ

修理してまだまだ履けるので、

思い入れのある靴は修理して使ってあげてくださいね。

今月の一枚はエリック・ドルフィーの「VINTAGE DOLPHY」です。

梅田のユニオンで見かけたときに

あまり馴染みのないジャケットやなぁと思ったら

1962年から63年にかけての活動を記録したドルフィーの未発表演奏集でした。

SIDE-1の3曲はドルフィー・カルテットの音源で、

SIDE-2はオーケストラUSAでのドルフィーの音源です。

オーケストラUSAはジョン・ルイスがガンサー・シュラーと共に組織し、

ジャズとクラシックの融合を目指した演奏団体で、

1962年から1965年まで活動していたそうです。

オーケストラの中でもドルフィーらしさは感じられましたが、

個人的にはSIDE-1のカルテットでジャズやってるドルフィーが好きかな。

「ODE TO CHARLIE PARKER」

でのフルートは小鳥のさえずりのように美しいし、

「IRON MAN」

でのアルトは自由奔放できれまくっている。

来月はもう2020年、一月ですね。

一月といえば毎年、

今月の一枚に選んでいるアーティストが予想できますが

さて来年はどうでしょうか?(笑)

というわけで来月の一枚もお楽しみに☆


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