もうすぐ7月になりますね。

今年は祇園祭での演奏も無くなってしまったので

静かな夏になりそうです。

毎年6、7月はお祭り前のお稽古や準備で忙しかったので、

このまま夏を迎えるのがなんか変な感じです。

展示会に向けての制作は進んでいますけどね(笑)

まあコロナが落ち着いてくれないと展示会も、

お祭りの演奏もできないし、

これまで気楽に会えていた仲間にも会えない。

困った世の中になってしまったものだ。

いつ収束してくれるのか、まだ先が読めないので

ひっそりと耐えしのぎながら、

可能性を模索していくしかないでしょうね。

さて、今月の一枚はジョン・コルトレーンの「First Meditations」です。

「First Meditations」は「Meditations」の前に

黄金のカルテットのメンバーで録ったスタジオ録音です。

「Meditations」では加えて

ファラオ・サンダースやラシッド・アリ等も参加していますが、

この「First Meditations」では黄金のカルテットのみでの演奏で

まとまっていて聴きやすいと思います。

この頃、すでにカルテット崩壊の予兆があったと言われていますが、

実際この作品で、

各々はどのような心境で演奏していたのだろうかと考えてしまいます。

ジミー・ギャリソンは献身的にメンバーを支えているように感じる。

まあ唯一最後までコルトレーンについていったのだから当然か。

コルトレーンの元を去っていく

マッコイは穏やかに美しい旋律を奏で、

エルビンは熱いドラミングで盛り上げているのだが、

ふたりの音に哀愁のようなものを感じる気がしてならないです。

コルトレーンはどうだったのだろう。

このメンバーでできる残された時間を予感しながら

演奏していたんじゃないかな。

メンバーに寄り添う気持ちとともに、

前へ進んでいくという強い意志を感じるような気がします。

来月の一枚もお楽しみに☆

先日、ポストインで荷物が届いていました。

宛名を見ると職人仲間からだったので、

おー、何を届けてくれたんやろう?と思いながら内容欄に目を移すと

「TEゴム 28ミリ」と記されています。

職人仲間からでTEとなると

もしかしてあれかなぁと大体察しがつくものです。

「TEでゴムで28ミリのあれか?」って(笑)

開けると予想通りのものが出てきました。

これはミシンの「押さえ」と呼ばれるパーツで、

SEIKOの17種と18種ミシンに対応しています。

17種は「TE」で、18種は「TF」で型番が始まるので

内容欄に「TEゴム 28ミリ」と書いてあると

SEIKOミシン関連のパーツだなぁと予想できるわけです。

「押さえ」には足型のような平な片押さえと、

このローラー押さえがあります。

片押さえは主に直線を縫うのに適していて、

ローラー押さえは曲線を縫うのに適しています。

靴は曲線が多いのでこの「ローラー押さえ」を使います。

うちの工房の場合、鞄や財布などを縫うことも多いですが、

僕は元々、靴作りから始まっているので

なんでもローラー押さえで縫っています。

28ミリはローラーの直径を意味します。

ローラー押さえの直径も大きなものから小回りのきくものまで色々あります。

材質は金属で表面に滑り止めのギザ模様が入っているのですが、

革によってはこのギザ模様の跡が残ってしまうため、

ニトフロンテープでカバーして使います。

このゴムローラーはそういった手間をなくすために作られたものです。

もう10年以上前に東京のミシン屋さんで手に入れたのですが

当時はなかなか見つからないパーツでした。

僕が持っていたのは24ミリのゴムローラーだったので、

この28サイズは戦力になってくれそうです。

いまはまた生産してるんですかね、

ミシン屋でいくつか見かけて僕にも送ってくれたそうです。

同封された手紙に「誕生日に、渋いプレゼントです(笑)」って、

ほんまに渋すぎるが、うれしい贈り物をありがとう(笑)

コロナで大変な時期が続きますね。

十周年の展示会を11月にする予定なのですが、

秋に第二波が予想されているので

開催できるか不安の中、準備はすすめています。

新作も作っていますよ☆

この十年で色々な種類の革製品を作るようになったのですが、

原点はやはり靴なんだなぁと感じます。

制作工程が一番多いのが靴なので、

やり方を変えたり戻したりしながら、

微妙な作り方の変化なんですけどね、

どの作業の積み重ねがどういう仕上がりに繋がるのか、

ずっと最良のかたちを探しています。

革製品のビスポークをするようになったので、

もちろん靴以外にも色々な革製品も展示するのでそちらもお楽しみに☆

展示会では今の自分のかたちを出したいと思っています。

11月にやれたらいいなぁ。

さて、今月の一枚は「HOT PARK」、

ケバブジョンソン3枚目のアルバムですね。

ケバブの魅力は楽曲の良さと、やはり杉浦さんの声ですかね。

落ち着いた低音で、渋く深みのある声は心にスッと響いてきます。

ライブ行ったときに、

メンバーのみんながホンマに音楽好きなんやなぁ

っていうのを感じたのを覚えています。

個人的にはものすごくお気に入りのバンドです。

ケバブまた京都でライブやってくれへんかなぁ。

2枚目の「manga」と比べると、ポップで落ち着いた曲調の多い作品です。

珈琲飲みながら聴いてると

ケバブが喫茶店にいる気分へと連れてってくれるのでは?

自宅で過ごす時間が増えている人も多いと思うので

いまの時期にぜひ聴いてみてください。

特におすすめは

「コーヒー」「ひとりで遊ぶ」「長い話」

です。

来月の一枚もお楽しみに☆

コロナウイルスで大変な状況が続いていて、

誰もが我慢を強いられている時期だと思います。

工房での打ち合わせも今はしばらく自粛休業しています。

こんなときだからこそ、

自分にできることをするだけだと思います。

僕は物を作ることしかできないので、

制作と向かい合っています。

今の時期にぴったり、作業場にこもっていられますからね(笑)

秋に十周年記念の展示会を企画していました。

いまの状態が続くと

延期になってしまうかもしれないですけどね。

コロナが収束して、また平和な世の中に戻ったときに

展示を楽しんでもらえるように

気合いを入れて制作に励んでいこうと思います。

今月の一枚はジョン・コルトレーンの

「THE JOHN COLTRANE QUARTET PLAYS」です。

時期としては「至上の愛」から「アセンション」の間にあたる作品です。

「至上の愛」以降のコルトレーンは難解な作品であったり、

ゴールデンカルテットが崩壊へ向かうイメージがありますね。

しかしこの作品は挑戦と調和のバランスが絶妙で、

むしろゴールデンカルテットの魅力を存分に味わえる一枚です。

コルトレーンのソロを

エルビンが情熱的なドラミングで支えているのが印象的で、

個人的には隠れた名作だと思っています。

以前話していた「UNTITLED ORIGINAL」という曲は

この作品で「BRAZILIA」として収録されています。

一曲目の「CHIM CHIM CHEREE」は

トレーンらしさを感じられるアレンジで特におすすめ。

来月の一枚もお楽しみに☆

時の経過とともに環境も変わっていくものですね。

京都で工房を立ち上げてから十年のあいだに、

通っていたバーや喫茶店、飲食店が閉店しました。

職人仲間が別の道を歩むことになったり、

春はさみしさの記憶を思い返してしまう季節でもあります。

そしてまたひとつ、大切なお店がなくなってしまいます。

来月の4月に、桔梗商店が11年の歴史に幕を下ろします。

桔梗商店は2012年から2019年までの約7年間、

革製品の相談所、Monthly Shoe Scapeを催させていただいた

鞄屋さんです。

オーナーの高谷さんは音楽の趣味も合ったし、

競馬したりフットサルしたり、ラーメン巡ったり、

仕事以外でも仲良くしていただきました。

友人としての付き合いはもちろんこれからも続く、

でも自営業仲間として

共に歩むことがなくなるのはやはりさみしいものです。

Monthly Shoe Scapeのお昼休憩に青空の下、

ビルの谷間(桔梗商店の裏スペース)で

日清焼きそばUFOを食べていたのもいい思い出だ。

今月の一枚は銀杏BOYZの「光のなかに立っていてね」です。

このレコードは当工房の五周年のときに高谷さんからお祝いでいただいたもの。

僕と高谷さんが仲良くなったのもお互い峯田和伸が好きだったから。

(ハイスタ好きだったのも大きい)

おすすめは「新訳 銀河鉄道の夜」。

峯田が書いた中で一番好きな曲かもしれない。

時の経過とともにひとり、またひとりと仲間が別の道を歩んでいく。

いつまで続けられるかなんて僕もわからないが、

求めてくれる人がいる限り、作り続けていこうと思います。

高谷さん、11年間お疲れさまでした。

そして共に歩んだ軌跡をありがとう。


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